学校長挨拶Greeting
未来を生きる子どもたちのために
敬愛小学校 学校長 龍 達也
世界中が新型コロナウイルス感染症のパンデミックの惨禍に見舞われ、我が国でも多くの社会活動が制約されるという異常な事態が続いています。コロナ流行により、私たちのライフスタイルや働き方は急激な変化を余儀なくされ、これからも社会の姿は大きく変化していくことが予想されます。
私たちの学校では、このような変化に対応できる子どもたちを育成すべく、平成15年の開校以来、「未来を生きる子どもたちのために」をテーマに教育改革に取り組んできました。
社会の変化に対応できるチカラを育成するためには、明治から続く従来の授業スタイルからの脱却が必要不可欠です。知識の獲得に終始することなく、課題に柔軟に対応し、学習した事象をもとに新しい価値を創造し、それを伝えていくチカラが求められます。 本校ではその目標を達成するために、「書く」というアナログの部分と、デジタル機器の利点を融合して、「課題を明確にする」「調べる」「考える」「話し合う」「共有する」「発表する」という学習活動を大切にし、「児童が主体的に学ぶ」環境づくりに励んでいます。
また、未来を生きる子どもたちにとって欠くことができないチカラは、相手を敬い、感謝の気持ちを大切にし、人のために行動できるチカラに他ならないと考えています。これからの子どもたちには宗教情操教育を通して、時代を超えても決して変わらないこの「価値あるチカラ」を身に着けてほしいと念願しています。親鸞聖人のみ教えを学ぶ学校生活の中で、一人ひとりが、いのちの尊さにめざめ、互いに認めあい、支えあい、そして いのちが輝きあえる社会に資する子どもたちへ成長できるよう全力をつくしてまいります。
学園沿革 | |
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大正14年3月20日 | 藤井玄瀛、岡橋角之助氏、鎮西高等女学校設立を申請、認可 |
昭和18年 | 本願寺派立校となる |
昭和21年3月30日 | 鎮西高等女学校専攻科設置認可 |
昭和22年2月28日 | 鎮西女子専門学校設置認可 |
昭和22年4月1日 | 学制改革により鎮西女子中学校設置認可 |
昭和23年4月1日 | 学制改革により鎮西女子高等学校設置認可 |
昭和26年2月15日 | 財団法人より学校法人に組織変更 |
昭和50年7月30日 | 本願寺大谷嬉子御裏方さま 名誉学園長 就任 |
昭和53年4月11日 | 敬愛幼稚園 第1回入園式 |
昭和59年4月1日 | 本願寺大谷範子御裏方さま 第2代名誉学園長 就任 コース改訂(特進・進学・普通) |
昭和62年4月11日 | 敬愛中学校 第1回入学式 |
平成元年4月1日 | 敬愛中学校男女共学発足 |
平成元年4月1日 | 鎮西敬愛学園と法人名 変更 |
平成2年4月1日 | 鎮西敬愛高等学校男女共学発足 |
平成7年4月1日 | 龍谷総合学園発足加盟 |
平成8年6月26日 | 創立70周年、見真館(メディアホール)落成記念式典 |
平成15年4月1日 | 初代校長 西村義詮氏就任 |
平成15年4月8日 | 敬愛小学校第1回入学式 |
平成15年11月21日 | 敬愛小学校開校記念式典 |
平成17年4月1日 | 第2代校長 平田敏子氏就任 |
平成17年11月11日 | 鎮西敬愛学園創立80周年、 敬愛中学校開校20周年記念式典 |
平成18年4月1日 | 第3代校長 荒木良光氏就任 |
平成19年 | 保護者会発足 |
平成20年4月1日 | 第4代校長 堀奈緒美氏就任 |
平成20年11月22日 | 敬愛幼稚園30周年・敬愛小学校6周年記念式典 |
平成21年 | 多目的教室校舎 増築 |
平成24年 | 本校にて日本私立小学校連合会九州地区私立小学校教員研修会開催 |
平成25年10月23日 | 学園創立85周年記念式典 |
平成26年4月 | 一人一台のiPad導入 |
平成27年10月30日 | 学園創立90周年記念式典 |
平成28年4月 | 日本初のOxfordQuality認定 |
平成28年 | 合唱部NHK全国学校音楽コンクール 福岡県大会金賞 九州大会初出場 |
平成30年 | 第1回 KEIAI EXPO開催 |
平成30年 | 保護者会 「学校保護者会」に改称 |
令和元年10月12日 | 本校主催ロイロノート研修会開催(全国より参加) |
令和2年 | 校内ネットワーク再構築 無線LAN等工事 |
令和4年4月1日 | 第5代校長 龍達也氏 就任 |
令和4年10月1日 | ICT公開研修会開催(全国より参加) |
令和4年11月16日 | 日本初 ロイロ認定校に指定 |
令和5年9月30日 | ICT公開研修会2023開催(全国より参加) |
令和5年11月18日 | 学校保護者会主催 20周年記念式典開催 |